ピアジオ社のラージホイールスクーター。リバティーがスモールサイズベースなのに比べてこちらは最初からミドルサイズスクーターとして設計されている。ラージホイールスクーターはメットインスペースが殆ど無いものが多いがビバリーはそこそこの容量を持っているのが特徴。十分なパワーのクオーサーエンジンと軽量な車体のおかげで動力性能はかなり良い。数値的に見ても国産２５０スクーターより優れているし実際に乗ってみると、トルクフルで取り回しも非常に軽快である。まだまだ日本ではラージホイールスクーターは認知されていないが、一度乗ったらその乗り心地の良さは忘れられないだろう。今後はこのタイプのスクーターが必ず増えていくものと思う。また、価格的にも５０万円を切るスクーターは最近の国産車には少ない。